ホーム> お金マン >F Xでかかる手数料・スプレッドとは?【始める前の基礎知識】

F Xでかかる手数料・スプレッドとは?【始める前の基礎知識】

FX会社を選ぶ上で、「手数料」は一番最初に考えるべき項目であることは間違いありません。ただ、一概に「手数料」と言っても、様々な種類の「手数料」がありますので注意が必要です。
今回は、全種類の手数料について紹介していきます。

 

■FXの手数料一覧

FXをする際にかかる可能性のある手数料は、以下の一覧の通りです。
・スプレッド
・取引手数料
・入金手数料
・出金手数料
・口座開設費
・口座維持費

一口に「手数料」と言っても、これだけの種類があるということです。
特に気にした方がいいのは、「スプレッド」と「取引手数料」になります。
これらは取引をした分だけ取られる手数料になりますので、何回も取引を行うことが多いFXでは非常に重要な指標となります。
また、「スプレッド」と「取引手数料」のことは知っていても、あとの4種類の手数料は知らないという人は多いかもしれません。
しっかりと全ての手数料についてその存在と特徴を把握しておきましょう。

 

■FXの取引手数料

それでは、FX取引をする際にかかる手数料について見ていきましょう。
先ほどもお伝えしましたが、取引をする時にかかる手数料は「スプレッド」と「取引手数料」の2つになります。
手数料の中でも最重要のものになりますので、しっかりと確認していきましょう。

 

スプレッドとは、ある一時点での買値と売値の差のことを指します。
例えば、ある一時点で米ドルの買値が100円で売値が90円だとしたら、スプレッドは10円ということになります。
つまり、その瞬間に売買したとしたら、10円の損=実質手数料としてFX会社に徴収されるということです。
また、スプレッドは基本的に変動するものなので、ある時点では大きいが、ある時点では小さいということがよく起きます。
しかし、最近では「スプレッドは原則固定」を謳うFX会社も増えてきており、なるべくスプレッドが小さく原則固定なFX会社を利用する方が良いでしょう。
詳しくは「スプレッド比較」の記事をご参考ください。

 

■取引手数料

取引手数料とは、FX取引をする際にかかる手数料のことを指します。
取引額によって取引手数料が変化することが多いですが、最近はそもそも、この取引手数料が無料のFX会社が増えてきました。
取引手数料が無料であるなら、それに越したことはありません。
なるべく取引手数料が無料のFX会社を選ぶようにしましょう。

 

■FXのその他手数料

FX取引を行う上では、スプレッドと取引手数料以外にもかかる手数料がいくつか存在します。
しかし、最近ではこれらの手数料がかかることはほとんどありません。(入金手数料を除く)
なるべくこれらの手数料が無料のFX会社を使うのが推奨であるのと同時に、こういうところで手数料がかかる場合もあるという認識をしておきましょう。

 

■入金手数料

入金手数料とは、入金する際にかかる手数料のことです。
FXをする際には、自分が持っている銀行口座からFX口座へお金を入金する必要があり、その際にどうしても払込手数料などという形で入金手数料がかかります。
なので、正確にはFX会社が入金に対して手数料を取るというわけではなく、自分の持っている口座の銀行が払込手数料として手数料を取るということが多いです。
ですので、ネットバンクなど払込手数料が安い銀行口座を使うことで、この入金手数料は抑えることができます。

 

■出金手数料

出金手数料とは、出金する際にかかる手数料のことです。
具体的には、開設したFX口座に貯まったお金を出金する際にお金がかかります。
出金額によって手数料が変化するパターンが一般的ですが、最近は出金手数料が無料のFX会社が多くなってきました。
なるべく出金手数料が無料なFX会社を選ぶようにしましょう。

 

■口座開設費

口座開設費とは、FX取引するための口座を開設する際にかかる手数料のことです。
最近は口座開設費でお金を取るFX会社はほとんどありません。
むしろ、キャンペーンなどで新規口座開設をするといくらかお金が貰えるパターンが多いです。
口座開設費がかかるようなFX会社はなるべく避けるようにしましょう。

 

■口座維持費

口座維持費とは、FX取引をするための口座を維持するのにかかる手数料のことです。
こちらも口座開設費と同じく、最近はここでお金を取るFX会社はほとんどありません。
ただ、今後大手銀行のように口座維持費として手数料を徴収する可能性がなくはないので、この点にもしっかりと注意してFXをしていきましょう。

 

■手数料・スプレッドが狭いFX会社

各種手数料・スプレッドが狭い会社としておすすめしたいのが、FXTFです。
具体的には、以下の手数料が無料です。
・取引手数料
・出金手数料
・口座開設費
・口座維持費
入金手数料は前述の通りネットバンクなどを利用すればほぼ無料にまで抑えることができますし、スプレッドに関しても以下の通り原則固定で非常に狭いです。
FX会社を選ぶ基準はまず手数料の安さであり、FXTFであれば業界最狭水準でのスプレッドで取引することができます。
詳しくは「おすすめのF X会社」と「F X T Fの評判」の記事でご紹介していますので、合わせてご参考ください。

 

■FXのスプレッドのポイント

スプレッドは、ただ小さければ良いというものではありません。
もちろん、スプレッドは小さければ小さいほど良いですが、それ以外にも確認するべき点があります。
最後に、スプレッドについてもう少し深掘りして説明していきます。

 

■スプレッドの算出方法

スプレッドの数値を鵜呑みにしてはいけません。
必ず、そのスプレッドの算出方法を確認しておきましょう。
算出方法を確認するとは、その数値が「ある期間の平均値」なのか「ある期間の最大値」なのか「ある期間の最小値」なのか確認しておくということです。
最大値を公表することはあまりないですが、平均値なのか最小値なのかでその数値が持つ意味合いは大きく変わってきます。
前述の通り、スプレッドとは基本的に変動するものであり、一定の値になることはありません。
原則固定であればあまり気にすることはありませんが、「原則」という言葉の通り、相場が急変した時にはスプレッドを固定しきれない場合があるのです。
FX会社が出しているスプレッドの数値だけに捉われることなく、その数値はどうやって算出されているのかまで確認しておきましょう。

 

■約定力の大きさ

スプレッドの幅について考える際は、約定力の大きさも考える必要があるでしょう。
約定力が小さいと、約定したい時に約定することができなかったりして、思わぬ損失を生むことがあります。
相場が急変している時ほど、スプレッドの変動は大きくなりますし、約定しづらくなってきます。
約定力が小さいFX会社を選んでしまうと、相場の急変時に一瞬のタイムロスで大損害を被ってしまうことがあり得ますので、できるだけ約定力は高いFX会社を選ぶのが無難でしょう。
例えスプレッドが原則固定であっても、相場の急変時には固定解除されてしまいますので、やはり約定力というのは大切になってきます。

 

■FXの手数料・スプレッドまとめ

F Xをする上で、スプレッドは非常に重要な要素であることがわかりました。
不利な取引にならないよう、スプレッドが小さく、約定力の高いF X会社を使うようにしましょう。

 

◆本稿は筆者の個人的見解に基づき、執筆されたものです。あくまでも個人ユーザー向けのコラムとして提供された参考記事であり、FXTFの見解、分析ではございません。

リスク警告 / 免責事項

  • 当サイトは、投資判断にあたり参考となる情報の提供を目的としており、金融商品の売買を勧めるものではありません。
    投資の最終的な判断はお客様ご自身の責任でされるようお願いいたします。
  • 当サイトは、当社が信頼できると判断した情報を掲載しておりますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
    ご提供する情報を利用につき生じた何らかのトラブルや損失・損害等につきましては、当社及びブログ執筆者は一切責任を負うものではありません。
  • 当サイトでご提供する情報の著作権は、当社又はブログ執筆者で帰属します。許諾なく、コンテンツを翻案、公衆送信等いかなる目的、態様においても利用することはできません。