【はじめてのMT4】ボリ平式かんたんトレール手法
自動でポジションをコントロールする注文方法に「トレール注文」というものがあります。
MT4の表記では「トレイル」となっていますが、同じものですね。
<トレール注文とは?>
ポジションに対して追従していく逆指値の決済注文のことで、リスク管理と利益追求に使える優れた機能です。
※FX業者によっては「トレール注文」がないところもあります。
この「トレール注文」をうまく使いこなすと短期~長期のトレードがかなり効率アップします。
トレールは利益をどこまで伸ばせるか?が勝負なのでトレンドに沿ったポジション取りをしないと意味がありませんからエントリーは「順張り」のみです。
■ボリ平式かんたんトレール手法
MT4というとEA(エキスパートアドバイザー)などがイメージされますが、このかんたんトレール手法は誰でも出来て、リスクも小さいやり方ではないかと思います。
またMT4でなくても「トレール注文」があるプラットフォームならどこでもOKです。
■トレードの方法
①成り行き注文でポジションを確定(指値でもいいです)
②トレール幅を2段階設定
③ほったらかし♪
■FXTF MT4を使います
FXTFのMT4には1万通貨取引が基準のストリーミング方式と、1000通貨単位で出来るCD(カウントダウン)
方式があるのですが、cd方式のほうがスプレッドが狭いんです(ドル円0.3銭)
FXTFはMT4で0.3銭は業界最安値、非常にありがたいです♪
■FXTF MT4 ドル円チャート(11:00)
注意:cd方式では数量1=10万通貨です。(1000通貨=0.01 1万通貨=0.1)
【注文内容】ドル円:112.894円で買い(カウントダウン方式で成り行き)(指値でもOKです)
■2段階トレーリングストップを入れる
(今回はやりませんでしたが)エントリーしたらすぐにトレーリングストップを入れます。(1段階目)
その際、ストップはすこし広くとってすぐに損切りにならないようにします。
しばらく様子を見て、トレンドがしっかりしてきたところでトレール幅を本来の設定に変えます。(2段階目)
■トレール注文設定(13:50)
↑すでにドル円が上昇し、損切のためのトレールではなく、利益を追求するためのトレールに代わっています。
(現在利益22,000円)
①トレイリング・ストップを選択
②トレール幅の設定
・50ポイント=5銭 ➡短期決済の場合に使います。(そろそろ利確してもいいかな)
・100ポイント以上 ➡トレンドが続く限り利益を求めてどこまでも行く(長期戦)
トレール幅はトレンドが続く限り、どんどん設定がスライドしていくので、どのくらい儲かるかはわかりません。
逆に急落があってもここまで来れば利益確定のストップとなります。
要するに、トレール幅によってトレード時間をコントロールするという感じです。
あとは現在のトレンドや、取引時間にもよりますので、アレンジしてください。
とにかく損が出にくいのが特徴です。
■トレーリングストップ発動(14:30)
【決済】ドル円:113.154円で利益確定(+26000円)
今回はトレール幅が一番狭い50ポイントにしたため、踊り場で捕まってしまいましたが”ほったらかし”でここまで行けたのでまずまずです。
トレンドが強い場合はもう少しトレール幅を広げたらいいかなと思います。(その後さらに上昇したので・・・)
■ボリ平式かんたんトレール手法まとめ
①ポジションを取る(売りでも買いでもOK)
②すぐにトレール注文を入れる(トレール幅広め)
③トレンドが乗ってきたらトレール幅を狭くする
<トレール幅設定値の目安>
・短期利確:50P=5銭
・デイトレ:100P以上
・スイング:5000~10000Pまで(50~1円幅)
これからの7月相場はドル円・クロス円が全体的に上昇しそうなので、これを試すにはいい地合いです。
ぜひ挑戦してみてください♪