MT4の一目均衡表は本物とズレがあった?!
修正版一目均衡表(FXTF – Ichimoku)が存在するということを聞いて、使ってみま
した。MT4に元々備わっている一目均衡表とどこが違うのかをご説明します。
実際に表示すると以下の通りのインジケーターです。
ご存知の方もいらっしゃったかもしれませんが、MT4に元々設定されている一目均衡表は
シフトする(左右にずらす)ロウソク足の数が多いのです。
その為、MT4に元々設定される一目均衡表を使用した相場判定結果は、本来の一目均衡表の
意図するところではないと言って良いと思います。
具体的には
一目均衡表というのは、最新のローソク足を0(ゼロ)として
遅行スパンは-25本分を左(過去)方向にずらして表示します。
先行スパンは+25本分だけ右(未来)方向にずらして表示します。
つまり、最新のローソク足を1本目とすると26本目となります。
ところが、MT4標準搭載の一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)は、その本来の一目均衡表
の設計思想とは違っていて、以下の画の通り
遅行スパンは-26本分を左(過去)方向にずらして表示します。
先行スパンは+26本分を右(未来)方向にずらして表示します。
つまり、ロウソク足が1本分多く使用されてしまっています。
FXトレード・フィナンシャルの修正版一目均衡表(FXTF – Ichimoku)は、本来の一目均衡表
の設計どおり
遅行スパンは-25本分を左(過去)方向にずらして表示します。
先行スパンは+25本分を右(未来)方向にずらして表示します。
こういう間違いというのがあるのですね。
一目均衡表を使うという方は、一度、修正版一目均衡表(FXTF – Ichimoku)のチェック
をしてみましょう。
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