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ローソク足は最高のインジケーター〜プライスアクションの考え方〜

ローソク足は最高のインジケーター〜プライスアクションの考え方〜

この記事では最高のインジケーターと言われる『ローソク足そのものの見方』について解説します。


ローソク足そのものを見ることで、プライスアクションの基本的な考え方が分かるようになります。何度も読み返し意味を読み取ってくださいね。

まず、テクニカル分析については、多くのトレーダーが認識しているほど機能しやすいという特性があります。


例えば、

水平線なら、より上位足から認識されるラインの方が機能しやすいし、

トレンドラインも、より上位足から認識されるラインだったり、綺麗に引けるラインが機能しやすくなります。

インジケーターを使うなら移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表などが一般的で、期間設定は「20」程度が多く使われます。

なので、その期間設定でインジケーターを使う時点で優位性の高いテクニカル分析ができる可能性が高まります。



じゃあ、

●移動平均線って何ですか?

●ボリンジャーバンドって何ですか?

●一目均衡表って何ですか?



これらインジケーターに共通するのは、

値動きそのものを元にして算出される『相場の流れを視覚化するもの』です。


●移動平均線は、一定期間の平均売買価格。

●ボリンジャーバンドは、移動平均線+統計的な価格のバラつき(変動量)。

●一目均衡表は、それぞれの線が一定期間の価格変動の半値。

になります。


それに傾きがあるから、設定している期間の価格水準の推移が分かり、相場の流れが視覚的に分かります。


これは大丈夫ですかね?

インジケーターを見れば相場の流れが分かり、インジケーターは値動きが元に算出されている。

だったら

『値動きそのものを理解すれば最強!!』ってなりませんか??


なりますよね?

なりませんか?

ほんとに最強なんです。



値動きそのものが「プライスアクション」のことで、

値動きは、その時その時にトレードしているトレーダーたちの感情が反映されて作られます。


●順調に含み益が大きくなっているトレーダー

●積み増しをするトレーダー

●冷静に損切りをするトレーダー

●ダメな逆張りをしているトレーダー

●損切りに引っかかって熱くなっているトレーダー

●ひたすらギャンブルトレードをしているトレーダー


などの感情が相場の値動きを作り出し、方向感を持った形になる場合があります。

そういう、生の値動きがプライスアクションです。


これを理解していくと、相場の流れやその勢いも見えるようになります。

難しく感じるかもしれませんが、1つ1つ理解して下さいね。


今回はプライスアクションを理解する前段階として、

『ローソク足の作られ方』を考えてみましょう!!

“プライスアクション=価格の動作=値動き”

です。

つまりローソク足の動き方を見て現在の勢いを見ます。

だからこそ、ローソク足そのものを見て方向感を理解して下さいね。

ローソク足は

●始値

●高値

●安値

●終値

で出来ています。


これはもちろんご存知のはずです。では、それらがどのようにして作られたか?を考えましたか?

始値、終値はそこで確定しているので分かりますし、高値・安値もそこまで行ったのは分かります。

でももっと大切なのは、

どのような流れでそのローソク足ができたのか?

です。

これがプライスアクションを読み取る鍵になります。

↓ ↓

このように、ローソク足の形だけを見ても、

陽線・陰線の始値、終値、高値、安値がパッと分かると思います。

でも中身は違いますよね?


それをさらに細かく見ていくと、

ダウが転換していたり、チャートパターンが作られているなど、相場の方向感が読み取れるようになって行きます。

ローソク足はテクニカル分析の基本ですが、その成り立ちまで考えるようにして下さい!!

これを理解しようとしていけば、

フラクタル構造への理解が深まり、テクニカル分析をより高精度に出来るようになって行きます。

もう1度言いますが、

ローソク足は最高のインジケーターと言われるのは、相場に参加しているトレーダーたちの感情の全てがローソク足に集約しているからです。

今、あなたは当たり前のように日本語を話して、相手の言葉やそのニュアンスを無意識に理解していますよね?

それと同じで、ローソク足の動きを理解できれば、相場の声が聞こえるようになります。

赤ちゃんが1日で言葉を話せないのと同じで、毎日その言葉に触れながら、言葉を発するだけの筋肉をつけて日々の成長が必要です。

毎日ただチャートを眺めるのではなく、相場の声を聞くように意識して下さいね。

試しに、添付した画像のように、過去の相場の、ローソク足1本の中身をより下位足での作られ方を読み取る訓練をしてみて下さい。


例えば、

日足のローソク足を見て、

●4時間足6本でどう作られたか?

●1時間足24本でどう作られたか?

●15分足96本でどう作られたか?

●5分足288本でどう作られたか?

という風に、ローソク足の作られ方を読み取りましょう!

相場の方向感、勢いを見るために大切な作業なので必ずやってくださいね。

上位足のローソク足1本の中にはトレンドがあるので、形に捕われず、中身をチェックしましょう!!!

それでは

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著者(Kou)について

FXを開始しネットで情報収集。ネットの情報を鵜呑みにしてさんざん失敗を繰り返し自分なりに正しい使い方を見つけ出した経験から、FX初心者の方々が遠回りをしないよう情報発信を決意。
現在、Twitterで基本を徹底し負けないスキルを発信中。執筆時(2021年6月10日現在)のフォロワー数は16800人以上。

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